表参道街路樹(ガッシュ)


「○○年に一度の災害」が毎年のように起こっている。
自衛隊というのはたとえば「国際救助隊」になったらどうなのだろう。
日本にとどまらず、近隣国、やがては世界中の被災地の救援にも飛んでいく。
彼ら彼女らは世界中から尊敬される。
隊員のモチベーションや誇りは極めて高いものになるだろう。
また、そういう団体を持つ国を、攻撃しようという国もまたないだろう。
これは青臭い話なんだろうか。


人が溢れる表参道、その多くは観光客で、
そのうちここも世界遺産にしてくれと言い出しそうだ。
目抜き通りもコープ・オリンピア側は人通りがやや少なめで、
休日に舗道でスケッチブックを開くこともできる。
車道を挟んで反対側は新しいビルに入るテナントがひんぱんに入れ替わる。
LAFORET付近と、こちらはコープ・オリンピア近くに
60〜70年代から残る古い建物がある。
一番古いのがたぶん右のコープ・オリンピアで、
名前はもちろん64年の東京オリンピックにちなんでいる。
1965年竣工当時の分譲価格が最高で1億円というのは尋常でない価格で
今ならいったいいくらくらいになるのだろう。
当時の先端を行く建築デザインも今や参道の並木と調和して
この辺りで最も落ち着いた風景を作り出しているが、築50年を経て老朽化も進む。
Wikipediaによると、住民はすでに建て替えに賛成しているそうだ。
建て替えのめどが今も立たないのは、一階の商業テナントの反対によるらしい。
セントラルアパートの晩年が思い浮かぶ。

描いている背後には最近まで、
表参道や丹下健三設計の代々木競技場を見下ろせる歩道橋があった。
いつの間にか取り払われて、今はあとかたもない。
(もう一つの代々木競技場側の歩道橋は残っている)
東京最古で木造の瀟洒な原宿駅も
三年後の東京五輪に伴う再開発で、遠からず取り壊される。
2020東京に限らず五輪というのは、人為的に作り出した一種のバブルなのだろう。
東京五輪に関わるエンブレムや競技場、築地も含めて終わってみれば
「あれは一体なんだったんだろう」と思うに違いない。
画の左奥には遠く、六本木ヒルズが見える。

東京は本当に災害が少ない。
だからみんな、災害は起こらないと思っている。
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