東京に今年も、雪の日

 23, 2013 16:04
雪の丸子橋
(「雪の丸子橋」油彩、P8)
昨年に続いて、今年も東京に雪が降り、積もった。
これほどの降雪は8年ぶりということだがまだ日陰にはまだ残っているものの、
一週間を経た今日はあれほどの雪が嘘のように消えている。
降った当日は、今度こそはその雪景色をセガレたちにも見せてやろうと連れ出した。
私がくどく言って聞かせたにもかかわらず、雪対策を怠けたふたりはあとで泣くことになった。
こういうことは、東京育ちには一度懲りないとわからない。
サッカーシューズで出かけた足下は濡れてびしょびしょになり、
おまけにくるぶし靴下なんかを履いている。
あきれてセガレを駅に待たせ、私は街へ長いソックスを買いに走った。

東京の雪は重く濡れ、まるで氷水だ。
雪景色の風情もたいがい一日の期間限定の風景である。
翌日には早くも融け始め、道路はゴミや土が雪水に混じって汚れた泥の街になる。
そんな稀な風景を描き残しても観光絵はがきと同様、
名所風景のやぼったさというか品のなさがまとわりつくかも知れない。
ただ、この日にしか見られない微妙なモノトーンの色彩の魅力は
定着せずにはいられないものだ。
ともあれ、今年は降雪の勢いが強すぎた。
対岸がほとんど見えなくて、昨年より印影に欠ける風景だった。
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Tag:油彩 Landscape Paysage 風景画

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