「アメンボ」

 20, 2013 00:12
アメンボ素描

急にカエルを見たくなって洗足池へ行ってみた。
ここへは何年も前、足と手が出てきてほぼカエル化したオタマジャクシを
セガレ達と大量に逃がしに来たことがあった。
その時は何月だったろうか、池のあちこちにはカエルの産卵の跡が見られた。

今日は今にも降ってきそうな空の下、周囲を一周してみたが、どこにも見つけられなかった。
50cmクラスに成長したおびただしい鯉と、大きなミドリ亀ばかり。
浅瀬を見てもオタマジャクシさえどこにも見えない。
立て札によると、ここにはスッポンがいるらしい。

隅の浅瀬にアメンボが滑っていた。
ここもすぐ近くまで大きな鯉が口を開けて泳ぎ回っている。
アメンボは獲物を探すよりも風で鯉が口を開けて待っている深い方へ流されないよう、
懸命に水面を回っていた。
やがてぽつぽつと、雨が降り出した。

アメンボ
(SM、油彩)
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COMMENT 6

Fri
2013.05.24
22:00

しょうちゃん #bGf9qjkw

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No title

今朝 出勤の途中用水でアメンボを見ました 浅いところなので朝日に川底に影がパターン化して写りこれがアメンボとシンクロして動いているのが面白かったです 宇野さん情報有難うございます 卯港さんもそうですがこの手の絵には理屈抜きに惹かれます 卯港さんと比べると宇野さんのほうが少し乾いた感じがします 宇野さんはお酒飲めなかったかも

それにしても 宇野さんいい文書かれますね 読んでいて何度も鳥肌が立ちました 久しぶりに原稿用紙に何か書いてみたくなりました

 また一句できました
 アメンボや乱れる足のしたたかさ  に

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Thu
2013.05.23
02:21

タブロウ #3h4yWL0g

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No title

しょうちゃん、こんばんは。

独特の俳句をいつもありがとうございます。
画は水中から見たのではないんです。
何となく見える泥の水底と半ば沈んだ落ち葉が水中、
アメンボが浮いている水面、
水面に映っている空、その三つの世界のことです。
上から見ていると、アメンボの足が水面に作る凹みが面白く、
見飽きません。

ところでこのアメンボの足の数、足が水面に作った輪の数、
おかしいと思いませんか?
たまたま見たこのアメンボ、実はオスが雌に乗っかっているんです。
アメンボは命が短くて、四六時中交尾しているようで
ネットに出ているアメンボの写真も、半分くらい交尾中の写真です。
この飛行機のように橫に広げたオスの中足、
命がみなぎっていますね。

話は変わりますが、右のリンクのところに
宇野マサシさんの「僕の風景」をつけているのを気がつきましたか?
以前削除されて読めなくなっていた「僕の風景」が別のところで復活していたんです。
このリンクはしょうちゃん兄へとつけておきましたが
かなり読み応えがあります。

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Thu
2013.05.23
00:01

しょうちゃん #bGf9qjkw

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No title

気が付きませんでした 水中からでしたか 足の水輪の表現が納得できました おかげで俳句もできました

 アメンボウ三界結ぶ長き足  に

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Tue
2013.05.21
12:01

魔女メグ #FhqeNpQ.

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なるほど

空と水面と水中。
そう理解していたら、違ってきますね。ありがとうございます。
そして、バネ指の心配も^^。
使いすぎです。

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Tue
2013.05.21
01:02

タブロウ #3h4yWL0g

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No title

メグさん、こんばんは。

画はこの角度から見ると、空と水面と水中とが見えるんです。
この三界をいつか描きたいと思っていたんですが
アメンボと描くことになるとは思っていませんでした。
ところで、固有色をつかめばこの水際の小さな風景はやさしいですよ。

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Mon
2013.05.20
06:46

魔女メグ #FhqeNpQ.

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油で水の表現、巧みですね。
子供の絵本で、<こどものとも>、もしくは、<かがくのとも>に描かれていた、水の中の落ち葉や、隣のトトロに出てきた、めいとさつきが、新し家へ小川を渡りますが、そこでも水の表現。すごかった。なんだかリアルに思い出せます。
勉強しなくては。

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