貧すれば鈍す

 24, 2013 02:25
午後からの仕事の前に選挙へ行ってきた。
私はいつも投票先を個人で選ぶことはなく、
いつもカンバン(政党)で選んでいる。
個人名を書く時もカンバンから個人名を見る。
強権に走る与党(今は自公)へのチェック機能をどこに任せるのか、
それだけだ。
今回私が住む区から脱原発を掲げるところはわずか二党、
共産ともう一つ生活者ネットワークだけだった。
(ほかは皆建前の脱原発だと思っている。)

一年前、衆議院選挙の時には脱原発が争点になり、
毎週のように官邸前デモがあり、
代々木公園には大江健三郎や瀬戸内寂聴の声を聞くため全国から人が集まっていた。
今それはすでにずいぶん昔のように思える。
あのころ、脱原発を支持した7割以上の国民が一年後、
再稼働へと舵を切る自民に圧倒的支持を与えている。
原発も震災も、日本を何も変えることはできなかったということだ。

現首相は選挙前、さかんに外交の積極姿勢をアピールしていたが、
景気よく海外へばらまいたお金は我々の税金だ。
アフリカだけで14兆、うちは四人家族だから5万6千円を彼らに渡したことになる。
返ってくるのだろうか。
そういえば当初の東日本大震災の復興費としては15兆円といわれていたが
それにほぼ匹敵する額をわずか数日で外国に渡したことになる。
アフリカと東北被災地、今危急に必要なのはどちらなのだろうか、
というより、いったいそんな莫大なお金がどこにあったのだろう。
忘れてはいけないのは、アフリカには同じ事、ほぼ同じ額を5年前にもやっており、
そこから何も実のあるものは返ってきてはいないことである。
「中国に遅れるな」そのかけ声の下、ばらまかれたお金の財源はどこなのだろうか。
財源をさんざんつつかれてなくなった子ども手当は、その10分の1に満たない。
生活保護同様、悪い面ばかりに光が当たっていたが、うちは正直助かっていた。

貧すれば鈍す、
誰が買ったかわからない株価が上がったり、
円がちょっと安くなったくらいでこれほど手のひらを返す国民性は哀れでさえある。
この国にはあれから技術革新も起こっていなければ新たなヒット商品もない、
何も変わっていないのだ。
遠い国の暴動や隣国バッシングに目を向けさせられている間に株も為替もやがて元に戻り
残るのは増税と物価の値上げだけとなる。
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