「古い辞書」

 02, 2014 02:30
古い辞書(F0、油彩

下塗りのまま長く放ってあった小さなキャンバスを使おうと思い、
これに収まるモチーフを探す。
子どもが生まれる前に毎日のように行き来していた道具屋で、この小さな辞書を買った。
中学の時に英語が堪能な友人のお母さんに、いい辞書だと何度も言われていたのを思い出した。
しかし古い辞書だ。
古い辞書には古い言葉が出ているのだろうか。
「soccor」を調べてみた。
「サッカー。ア式蹴球」、?、「ア式蹴球」とはいったい何だろう。
今度はネットで調べてみたら、
「アソシエーション‐フットボールの日本での呼称。 サッカーのこと。
有名大学の歴史の長いサッカー部では今も正式名称として使われているらしい。

FIFAワールドカップは日本が敗退したことなどまるでなかったかのように進んでいる。
サッカー観戦は好きだけれど、一つ気にくわないことがある。
よく「日本にはずるさが必要」と聞く。
解説者がよく言うものだから、小学生の子供まで「サッカーにはずるさが必要」などという。
解説者の本意は違うところにあるのかもしれないが、
はたして「ずるくあれ」と奨励する競技が他にあるだろうか。
ワールドカップは(今回の日本以外)どの試合を見てもたしかに見応えがある。
しかし、服を引っ張る、暴言を吐く、頭突きする、あげく噛みつく、
およそ大人のスポーツマンとは言いがたい行為が、
世界中が見ている世界最高レベルの試合中に頻発するのである。
最もみっともないのは、相手選手がかすったくらいで屈強な選手がコロコロとよく転がるシーンだ。
明らかにシミュレーション(偽装)とわかるものがあまりに多い。
勝ちにこだわっているのだとよく聞くけれど、単なる感情の暴発であろうと思う。
こんなくだらないシーンを、いったい試合中に何度見せられるのだろうか。

人物の好き嫌いはともかく、現役時代の中田英寿選手のプレースタイルで好きだったのは
シミュレーションで倒れるところをあまり見なかったことだ。
彼においてはプライドが許さなかったのではないだろうか。
とにかく、日本に必要といわれるサッカーにおけるこのような「ずるさ」は
あまり見たくないし、とくに子供には見せたくないところである。
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Tag:油彩 静物

COMMENT 2

Wed
2014.07.02
22:10

タブロウ #3h4yWL0g

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KENさん、こちらこそご無沙汰しています。
ここのところ更新が滞っていますのに見ていただいているとのこと、
ありがとうございます。
久しぶりに更新しても頼りない内容が多く、申し訳ない限りです。

私もKENさんのサイトもよく見せていただいていますが、
少し前にトライされていたペン画がとても印象に残っています。
いつになく柔らかい感じがしました。

ところでサッカーについてひとつ付け加えると、
私が思うに次期監督は岡田武史さんがいいんじゃないかと思っています。
理由はいろいろありますが、まず選手に厳しいこと。
それに自分が納得のいかないことはしない気がするからです。
海外から来る人はしがらみがないという人がいますが、
スポンサーなどには弱いんじゃないでしょうか。

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Wed
2014.07.02
07:05

KEN #T9f8X956

URL

タブロウさん、ご無沙汰しています。
ブログはいつも楽しみに拝見させてもらっています。

古い辞書、大切に愛用された長い歴史を感じます。とてもよい雰囲気をかもしだしていますね。そんな油彩画に憧れながら、私は挑戦できずに相変わらずのスケッチ歩きで暇つぶしをしています。

「ア式蹴球」?? サッカーの日本語名だと初めて知りました。伝統を重んじているチームもまだあるのですね。

FIFAワールドカップ、日本が負けてからはあまり見ていません。でも時々はTV観戦しますが、タブロウさんのコメントを読ませてもらって、まさに同感の思いでした。

今後も書き込みを楽しみにしています。
いよいよ真夏到来、お体ご自愛ください。
KEN

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