夢の砦、ふたたび

 12, 2015 01:04

友人のアンティークショップが近所のもらい火で全焼して一年後の今日2/11、
ついに営業再開にこぎ着けた。

先に東京都美術館を回ってオープンの時間に芸大裏にある店の場所へ向かうと、
懐かしいあの店の前にはすでに黒山の人だかりになっているのが、遠くから見えた。
かけつけた友人知人、なじみのお客さんたちだ。
私はその中でも最古参のひとりだと思うけれど、年齢層は学生から老人まで広い世代にわたる。
改めて社長のKさん、店長のA君の人柄が思われる。(今は共同経営者か)
「おめでとう」「よかったね」「おめでとうございます」
誰もがそう言って握手の手を差し出す。
涙を流すやつもいた。

以前のモノがあふれて混沌としたカオス状態から思えばあまりに少ない棚の商品。
これもそれほど時を置かず、店内を埋め尽くすだろう。
今、店内の真ん中にはなんと、昭和42年製の消防車の実物が置かれている。
(ちなみにこれはオークションで購入したそう。)
しゃれにならないこの旧車が新しい店の守り神となると同時に、
堂々の古物でもある。
こういうセンスがふたりの変わらぬ若さを象徴している。
20150211-2.jpg

生活必需品を売ってるわけでもなく、安売りでもない店が
客からこれほど大事にされるというのは珍しい。
これからもここ根津で、クセとアクの強い店として長く続くだろう。
(下は、かつての店内の一部)

20150211-3.jpg
スポンサーサイト

COMMENT 2

Fri
2015.02.13
21:32

タブロウ #3h4yWL0g

URL

のまどさん、ありがとうございます。
友人ということを外しても、人の趣味で支えられるこういう店が生き残ってゆくような
そういう時代や町であって欲しいと思います。

Edit | Reply | 
Fri
2015.02.13
16:50

のまど #Ufx3x5dU

URL

タブロウさんこんにちは。
その後ショップさんは如何されているのか?と思っていました。
本当の良かったですねェ。
今やショッピングモールが日本中に出来て、中に入れば東京も四国も同じショップが並んでいます。
これから生き残るのはフランチャイズ出来ない唯一無二のこの様なショップさんかも知れません。
ファンの方が駆けつけるなんて、同業者目線でなくとも羨ましい限りです。
EXPOさんに幸あれ!

Edit | Reply | 

WHAT'S NEW?