自宅が画室、換気の問題

 03, 2010 18:06
Pinting Oil


家族と住むマンションで油彩で描くとき、画用液の臭いと換気の問題がある。
夏と冬はエアコンを使い、春秋は花粉が飛んでいるので年中窓は開けにくい。
が、揮発性画用液の使用に際して換気は必須という。
さらにオイルのにおい自体、苦手な家族もいるだろう。
私はその配慮から無臭タイプのオイルを使っている。
(もっとも、最初から無臭タイプを使ってるため、
 通常はどれくらいのにおいがするのかわかっていないのだが。。)
私は鉛筆と木炭以外の画材では透明水彩での描写経験しかないので
油絵の具の使い方に問題があるのかもしれない。
絵の具の減り方が遅く、ペトロールで筆を洗っている。
絵画技術の専門サイト「俵屋工房」でもそのように勧めているので
この方法は筆にはとてもいいらしい。
ちなみに最近はW&Nのホワイトスピリッツの無臭版、Sansodorを使っている。
主に5号以下の筆を使っているならそれほど消費しない。
この洗い方の利点は、しっかり拭き取れば続けて着彩可能なことだ。

下描き以外はホルベインのペインティングオイル1本、しかも少量しか使っていない。
そのせいか、画面はほぼマットな画肌になっている。
あと、それにラベンダー油を少し加えている。
これを加えると部屋に芳香がただよい、家族に迷惑がられることはまずない。
香りはやがて消えるが、絵の具が乾くまでは保つ。
かなり高価なオイルだが、香り付けが目的なのでそれほど減るものではない。
ちなみに私は、古~い画材屋で売れ残っていたものを
500円で売ってもらった(通常は1,500円くらい)。
ラベルには「新製品」とあるのでどれくらい売れ残っていたか想像がつかないが
中身は全然大丈夫だった。
どの店でもだいたい売れ残ってしまっているので
ほこりをかぶっていたら、交渉できるかもしれない。
ちなみにその店にあった筆は金具が錆び始めており、
同じく新発売と書かれていたW&Nのインパスト(盛り上げ材)は褐色に変色していた。

油彩画につきもののにおいに対してこれほど配慮しているのは
家族、とくに妻は絵に対して全く興味がないので
においに反発されると部屋で油彩画を描く理解が得られなくなるからだ。
同じように狭い室内を画室代わりにされている人も
きっと人知れず工夫をされていることだろうと思う。
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