砧公園の大樹

 25, 2015 13:04
砧公園の樹(ペン、色鉛筆)
金山康喜展を世田谷美術館で見た後、
隣接する砧公園を歩いた。
西の空の雲が晴れ、
西日が舞台照明のように、目の前の大樹の上半分を照らし出した。
樹上に広がるオレンジから緑へのグラデーションに見とれていたが、
もうしばらくこの状態が続きそうだったので、スケッチブックを開いた。
この日は展覧会を見るため、軽めの画材の色鉛筆を持ってきていた。
グラデーションはだんだん上へせり上がっていったけれど、
意外に長い時間、樹に陽の光をあててくれていた。

公園には東京では珍しく立派な樹木が立ち並び、
その下に落ちている深い樹影の中を歩いていると
よく出かけた奈良公園を思い出す。
あそこの樹木ももちろん人の手で植えられたのだろうけれど、
枯れた大樹が朽ちるままになっているのを前にすると、
荘厳な太古の空気を感じられたものだ。
早朝、もしくは夕方の人気のない時に歩くと、
それをいっそう強く感じられて怖いほどだったのを思い出す。
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Tag:Landscape Paysage 風景画

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