鮎の遡上

 15, 2016 02:30
砂州
(オイルパステル)

東京へ戻り、久しぶりに多摩川へ出る。
スケッチブックを広げる場所を探しているうち、丸子橋まで来てしまう。
この日は橋の上から砂州が見えて、いつもの風景がさらに大きく感じる。
奈良にはなかった風景だ。
橋の中程まで来た時に、上から見おろしている人がいた。
その人の視線の先を見ると、川が黒くなるほどの魚の群れ。鮎だ。
それを狙って、クロサギや鴨たちが砂州のまわりに集まっている。
まるまると太った鮎はきっとうまいに違いない。
ただ戻ってきた鮎は、鴨には大きすぎるようだ。
以前、川漁師が投網をしているのを間近で見たことがあるが、
その年はサイズが小さかったことを嘆いていた。
多摩川駅付近には、(営業しているのかどうかわからないが)鮎料理の店もある。
鮎を巡るそういう循環の関係を見ると、
都会にありながら川が生きていることを実感する。
川中央の砂州は、西日を浴びて輝いて見える。
鮎遡上

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Tag:Landscape Paysage 風景画

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