川岸の風景、夏薄曇り

 25, 2016 00:46
川岸の風景、夏真昼
(ガッシュ)
仕事のピークがやっと過ぎたか。
昨夜仕事の打ち上げのアルコールが残っているのか、
全身を疲労感が巡っている。
それでもここのところの涼しさが今日も続いているのがもったいなく、
午後陽も和らぎはじめた頃、画材を背に、久しぶりに多摩川へ向かった。

鉛筆で形を取り終わった頃、背後に視線を感じて振り向くと、
通りすがりの男性が画面をじっと見つめていた。
聞けばこの川沿いにアトリエを構えて30年、絵描きをしているという。
若く見えたが、私とそれほど変わらぬ年齢らしい。
絵筆で30年食べている、たいへんなことだ。
しかし、川のいいポイントはどうも私のほうがよく知っているようで
川下の船着き場など、ご存じないことを紹介した。
いろいろアドバイスをしていただいたがそろそろ雲の様子がよくなってきたので、
会話も失礼して切り上げた。
追いかけるように絵の具の数をもっと少なくした方がいい、とも言われたけれど
私の場合、どの一色を削っても作業に支障が出る14色なので勘弁していただく。

画面に向かうと一気に集中する。
そこから1時間ほどで日没、
風景の色彩がすっかり夕陽に染まらぬうちにと着彩を急ぐ。
今夜は近所の祭だから早めに帰らなくてはならない。
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Tag:Landscape Paysage 風景画

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