代々木風景

 17, 2016 13:11
代々木風景
(水彩に木炭)

都心のビル街の外れに残された、昭和30年代の香りのする稀少な一角。
そこにもとうとう開発の波がやってきた。
3年前にはじめて代々木に残っていたこの古い街角を見つけ、
それから夏の日、雪の日、何度か訪れ、スケッチした。
この建屋は工場の表札が出ている。
今も稼働しているのかはわからないけれど、住人はいるようだ。
取り壊されるのはとなりの敷地内の二階家。
家には工事用のシートが貼られ、あと数日中に跡形もなくなってしまうのだろう。
裸電球の街灯と白い碍子の付いた木の電柱が印象的な正面の工場、
ここだけ残っても風景にはならないだろうなぁ、と思いながら描き留めた。
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