湾岸風景

 10, 2016 20:21
湾岸風景(ガッシュ)

まだまだ先のこと、と思っていたアメリカ大統領選が終わった。
時間の経つのは早い。
選挙直前、ヒラリー氏に吹き始めた追い風に乗って、新聞や芸能人は唄い、踊った。
日本だって例外ではなかった。
選挙後には合唱We are the worldのような充実感を想像したに違いない。
しかし結果的に多くのアメリカ人は別の選択をした。
ブッシュ家とクリントン家の20年にもう嫌気がさしていたのだろう。
トランプ氏後のアメリカがどんな国になるのかは想像が難しい。
アメリカを建て直すため、ロシアとも争うつもりはないらしい。
少なくとも戦争だけは遠のいたと思うけれど、それだけでは不十分だろうか。

週末、体調が悪いので船を一隻、一枚だけ描いて帰るつもりで車で出かけた。
その一隻がなかなかやってこない。
船用に買った小さなスケッチブックを手に、
気分を切り替えて対岸のお台場方面を描きはじめる。
見えないけれど、建物の向こう側は五輪会場で揺れるボート競技場予定地だ。
なるほどいつ来ても風が吹いている。
コンテナ船が沖を通過すると波が打ち寄せる。

多摩川でもよくカヌーやボート競技の練習風景を見かける。
長い直線の水辺が必要だから、関東近辺の選手は練習場所に苦労するのだろうな。
セガレの通う学校は陸上の五輪選手を輩出しているが、
驚くことに、グラウンドの直線トラックは80mしかない。
それでメダルを取ったのだからえらいものだ。
マイナーな競技は五輪を機に、いままでなかった競技場ができるのは、
選手関係者にとって悲願に違いない。
最初から正直に高い見積もりを出していたら、どんな風景が見えていただろう。
もとより東京へのオリンピック誘致がなかったとしたら。。
五輪といい、築地といい、よい着地点は見つかるのだろうか。
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