尊敬された日本が、世界の敵となった日

 07, 2011 03:33
風評とは何だったのだろうか。

つい最近までTVを通して報道される政府からの発表を、皆言われるままに信じていた。
それと反対のことを言うと、「デマに惑わされないで」と言われた。
政府は今、プルトニウムさえ大丈夫だと言っている
原発や飛散する放射性物質の危険性があることを訴えることを風評と決めつけることもまた、
「安全のデマ」ではないのだろうか。

政府はとうとうこんなお触れを出した
「・・・原子力発電所事故に関する不確かな情報等、国民の不安をいたずら
にあおる流言飛語が、口伝えや電子メール、電子掲示板への書き込み等によ
り流布されており・・・」
これを広義に解釈されると、強力な統制になると思うけれど、
ポルノ規制には鼻息粗い日本の作家は、こちらにはどんな反応をするのだろう。


昨夜、上杉隆というフリージャーナリストがメインゲストに呼ばれた会見があった
内容を聞いてびっくりしてしまったが、この会見通りだとすると
今まで悶々としてきた様々なギモンが、かなり氷解する。
同時にネットでないと放送できなかった理由もわかる。
もうネット情報をここにアップするのは控えようと思っていたのだけれど、
帰宅後再度見たうえで、やはりアップしておくことにした。

鳩山前総理が主催した「民主党議員のための勉強会」という名目だったが
事実を淡々と語るうち、民主党議員にとっても重大な責任を突きつけられる会見となってしまった。
放射性物質の汚染水を海洋投棄した4月4日は、
それまで尊敬されていた日本(人)が、世界の敵となってしまった日だと言う。

TVが発表する「安全」に疑問を持っている方は、
画面を横切るツイートがかなりうっとうしいが、
90分に渡るこの会見を見て、ぜひ自分の目と耳で判断していただきたい。
ジャーナリストの会見で、内容が解決に向けての提言まで届いていないのが残念だ。
ただ、私たちがいる日本が今、どういう国なのかを知る手がかりにはなる。
そう思っての一つの情報だと思ってください。
ほんとうは福島県の人にこそ、ぜひ見ていただきたい内容なのだけれど。。
・・・・

2007年中越沖地震の時に柏崎原発は7つの原子炉すべて(合計820万キロワット)が
2年にわたって全面停止した。
2003年には東電所有の原発17機すべてを停止させたこともある(合計1730万キロワット)。
その時首都圏は停電しなかったのに今回どうして停電するのか。
それを聞くまで私も「節電に協力することは、東北の人を支援することにつながる」
と単純に考えていた。
(ちなみに今不足しているといわれる電力は400万キロワット、
 夏に不足すると言われているのは1500万キロワット)

会見は与党議員の前でおこなわれ、誰ひとり反論できなかった。
鳩山前総理に至っては主催者でありながら、一言も口をきけなかった。
おそらく今日のネットではかなり話題になると思うが、新聞とTVは黙殺するだろう。
私個人は多くの人にこの会見の動画をぜひ「見ることができるうちに」見て頂きたいと思います。
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