ザクロの赤(8F:ザクロ)

 09, 2010 13:30
20101109_zakuro_4.jpg

ザクロの実の赤はすばらしい。
完全に赤くなる前の実に黄が残り、そこに少しグリーンが差しているのも新鮮だ。
リンゴとはまた少し違う色味だ。

土曜午後から描きはじめ、日曜の午後まで約5時間で一通り着彩を終え、
その後合計9時間ほどで一応の完成とした。
さて、どうしたことか、油絵らしさが足りないように思う。
絵肌が水彩のように淡泊で、これは絵の具の盛りが足りないのか。
オイルの使い方も関係しているのか、
とくに背景の比較的薄塗りの部分はつやがなくカサカサとしている。
・・・・
下描きは木炭で大まかな形を取る。
ここで枝やザクロ同士がくっついている谷間の暗い線状の部分などを目安に
「ものはすべて立体である」ことを念頭に影部分をつけつつ
下描きとはいえできるだけ正確に形をとる。(30分)
ザクロ(下描き)
ざっと色を置く。
せっかくとった形が消えていくのがもどかしく、
いつもここで時間を取ってしまう。
しかも気になる部分、今回の場合ザクロの実の部分をつい描き込もうとしてしまう。
ここは描こうとする部分に支配的な色を太めの豚毛(4~6号)で
さっさと色を置き、全体の色彩設計をすることに専念すべきなんだろう。
ここらあたりは透明水彩の場合とそれほど変わらない。(3時間)
ザクロ(下塗り)
さらに着彩、全体の完成度を平均的に進めるようにする。
ここで絵の具を盛っていくことで油絵らしさ、いわゆるマチエールが決まるという。
私はここがまだよくつかめていない。

月曜以降は仕事前の1時間弱をあてて完成へと向かったが
こうやって写真(TOP画像)に撮ってみると水彩画のように見えてしまう。
絵肌が弱いのだろう。(7時間)
ここで背景を部屋のカーテンからラワン材の板に変更。
ちょっとうるさい気がしたので今朝描きなおした。(8時間)
ザクロ(完成間近)

最後に細部の修正をして一応の完成と思っていたが
花器を乗せた板と背景を再度描き直した。
実物はこのように筆のタッチは見えないのだが
写真だとくっきり出るのは仕方ないようだ。

ザクロの葉は花瓶に挿して2日あたりが限界、
実はともかく、葉が枯れ始めてだめなようだ。

ところで国産のザクロは熟すると割れてくるらしい。
描いているうち割れてくるかと思っていたらそうならなかった。
週末は今度は実だけを3Fあたりで描きたいが
できれば割れていてくれれば、と思う。
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Tag:油彩 ザクロ 油絵

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