取水場-3

 21, 2017 11:27
取水所-3
(油彩、F6)

よく晴れた日の夕暮れ時、風の方向が入れ替わり、凪いだ時間帯になる。
ペンと色鉛筆で描いているうち、これは油彩の方がここの空気感が出るように思った。
週末天気が崩れ、自宅でペン画から油彩に移してみることにした。
ペン画の印象をそのままに油彩へ写したところで、
このまま描き進めていいかどうか、迷う。

右の堰の上に腰掛け、終日水面を見つめている職員の人がいた。
目の前の水際に差した木の枝を時間をおいて見にくる。
どうも水位を調べているようだ。
仕事をしているとはいえ、堰をぬける水の流れの音、
ときおり跳ねる魚のしぶき、
水面を滑るように滑空するシラサギや鵜の飛翔。
時間が止まったような風景というより空間を見つめて過ごす勤務がうらやましい。
日除けと辛抱が必要とはいえ、川面を終日目視するというアナログな仕事が
都の公の仕事として存在するというのが面白い。
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Tag:Landscape Paysage 風景画

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