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「川岸」

 20, 2017 01:21
川岸
(ガッシュ)

いろいろ雑事があって、画材を背にチャリで多摩川まで来たのは
もう陽が傾いた4時近くだった。
いつの間にか日はうんと短くなっている。

はじめて海外の地を踏んだのは、ロシアのナホトカで
宿泊したのは次の地、ウラジオストクだった。
その街にはアムール川が、街外れを悠々と流れていた。
初めて見る大河で、向こう岸は琵琶湖の対岸よりもずっと遠かった。
川とはいえ、その船着き場からは中国など、海外へ行ける船も出ていた。
その乗船客たちは、一見して違う民族のように見えた。
何もかもが初めて目にする経験で、今となっては夢のようだ。

目の前の多摩川は、大きくてもプレジャーボートくらいしか係留も航行もできない。
しかしこの川のどこかから、
せめて韓国行きの船でも出ていたらどんなに想像力をかき立てられただろう、
などと考えてみる。
このあたりから出ている現在多摩川の唯一の渡し船は
向こう岸のゴルフ場への客を運ぶためのボートだ。
しかし渡し船に乗ってゴルフコースへ向かうというのも、
それはそれで贅沢な話かもしれない。
こちら東京側は台風の影響がまだかなり残っているが、
川崎側のゴルフ場は大丈夫だったのだろうか。
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COMMENT 2

Fri
2017.11.24
00:03

タブロウ #3h4yWL0g

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のまどさん、こんばんは。
よかったですね。少し安心しました。

私の場合、ナホトカまでは船酔いがひどくて、
新潟からアエロフロートにすればよかったと、その時は思いました。
上陸してからは列車の旅は思い出が多く、
モスクワに着いたときには鉄道にしてよかったと、そんな調子でしたよ。
樺太の地図を作った間宮林蔵は黒竜江、アムール川まで行ったそうです。
時代を考えると、すごいロマンですね。

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Thu
2017.11.23
07:23

ノマド #Ufx3x5dU

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こちらも日が短くなり道場への行き帰りは真っ暗です。
こんにちは。
勢いよく置かれた木の色が印象的です。
樹間のブルーはテントでしょうか?
その人達に思いを寄せるタブロウさんの優しさも感じました。
私の様な自由業は明日は我が身です。

ヨーロッパに憧れていた若い頃の夢はシベリア鉄道でパリまで行く事でした。
タブロウさんはそれを叶えたのですね。
私の初海外は古ぼけたアエロフロートでした。
モスクワで乗り換えでパリまでは更にオンボロのプロペラ機。
シベリア鉄道での体験に比べれば大した事は無いですが貴重な経験でした。

確かアムール川は中国国境を流れ中国名は黒龍江だそうですね。
両方の名前は知っていましたが、同じ川と知ったのは最近です。

治療の方は順調にいっています。
今年一杯で終わりそうです。
御心配をお掛け致しました。

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