「春日山夕景」

 05, 2018 23:37
「春日山遠望」
(色鉛筆)

実家は奈良の団地。
建て替えられた建屋に移って3年、ベランダから見える若草山、三笠山、
大文字送り火を行う高円山の遠望が、すっかり正月の景色になった。
いろいろな山が見えるものの、ここから見ると書き割りのように立体感を失っている。
すそに広がる街並みが、たなびく雲の風情だ。
今日はもう東京に帰ってきているけれど、
向こうで描いた久しぶりのスケッチをようやくアップできる。
およそひと月振りにスケッチブックを拡げた数日。
明日はここから見えるこの風景の中で描けるのだと思うと、無性にうれしい。
それにしても古都の空気は透明だが冷たい。
これからどんな一年が始まるのだろうと、底冷えのする古都奈良で思い巡らす。

年末に一年を漢字一文字で表現するイベントがまたあったけれど
ほんとうに皆このイベントに「脅威」の印象から「北」と書いていたのだろうか。
そういう視点で見れば「北」よりはまず「米」だろうと思う。
本当のトラブルメーカーで今一番危なっかしい国は「米」だろう。
ところで日本はバブル期並みの景気だと、年末年始毎日のように伝えている。
関西では波に乗って「万博ふたたび」のかけ声がTVで上がっていた。
そんなコケの生えたアイデアで良いのかと心配になる。
バブルなんていっこうに実感できなくても、どこかにそういうお祭り状態があって、
失業者や就職難が解消されたのであれば不景気よりはずっといい。
「ワーキング・プア」の世代は今、どういう暮らしをしているのだろう。
時代や社会に取り残されていなければ良いけれど。
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