東京23区-6「千代田区(日比谷公園)」

 23, 2018 13:07
日比谷公園
(ガッシュ)

大寒の日もそれほど気温は下がらなかったようだ。
雪がチラチラした一週間前のほうが冷えたように感じた。
先週、映画の帰りに日比谷公園へ立ち寄って公会堂を描いたものの
どうもうまくいかず、週末ふたたび出かけた。
LIVEレコードのクレジットでよく目にした日比谷公会堂は、
昭和育ちの人間にはあまりにも有名なホールだ。
私のような地方出身の人間から見れば華やかな印象がある一方で、
昭和35年に当時の社会党浅沼委員長が右翼の少年によって刺殺された暗い歴史もある。
現在の右傾化した政権がどんどん肥大化していく様を見るにつけ、
歴史とは一体なんなのだろうと思ってしまう。
政治家が変わったのはとりもなおさず、日本人そのものが変わったからなのだろう。
「米国の北朝鮮攻撃を支持」という言い方にせよ、
「戦争も辞さず」というような世論が国民の半数近くに登るなど、
以前なら考えられなかったことだ。
こういう声が近い将来、憲法と国の形を変えてゆくのかと思うと、途方に暮れる。

公会堂は正面の公園側から見るとそれほど大きくない印象を受けるけれど、
背後の時計台のある(以前描いた)市政会館とは一体で、
会館側から見ると、今なお偉容を感じる。
補強工事のために随分前から閉鎖されていて、
クラシックな建物の周囲を歩く人影は少ない。
スズカケノキやケヤキの立派な大樹に囲まれて、建物は枝の網目に隠れた印象だ。
振り返ると、公園の樹影に溶け込む日比谷のビル街の風景が
すでに絵として出来上がっている。
出来上がっているものを描くのは気が引けたけれど、夕暮れも近い。
階段のコンクリ柵に腰を下ろしてスケッチブックを開いた。
描いているうちにも公園の街灯にぽつぽつ灯が入った。
二日後、関東は冷え込み、大雪に見舞われた。
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COMMENT 1

Mon
2018.01.29
20:52

越智 #Ufx3x5dU

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ヨーロッパからの目線

こんにちは。

今年は珍しい大雪に見舞われ東京に住む母も外出を控えているそうです。

私は福祉などの点では左寄りだと思いますが、安保に付いては日本では右派になるかも知れません。

と言うのも日本では自分の国は自分で守ろうと言っただけで、戦争を始める危険な人と烙印を押されるからです。

現在の欧州を俯瞰するとスウェーデンはロシアの北海での脅威が高まっているとして、全国民に戦争の準備をするようにと発表しました。
フランスは現社会党のマクロン大統領が18歳から21歳を対象とした一か月の徴兵を検討し始めました。
日本の左派に理想化されていた永世中立国のスイスは男性は皆徴兵です。
数年前に徴兵反対の国民投票をしましたが、国民の大多数に反対され徴兵制度は残りました。
イギリスはロシアへのスクランブルが過去5年間で計50回以上に登り、見過ごせないと新レーダーの建設運営を始めました。

日本ではロシア機に付いては一番多い時期で3カ月で200回以上のスクランブルがあったそうです。

フランス滞在が25年目になりましたが、住み始めた当初はテレビでフランス軍のコマーシャルが流れて居る事に驚きました。
隣家の老人は旧フランス海軍の船長で海軍学校では海洋学者クストーと無二に友人だったそうです。
私の住んだ村は共産党が強く市長も共産党でしたが、毎年行われる戦勝記念日のパレードにも参加した事がありますが共産党市長の旧軍人に対しての尊敬の念が伝わって来ました。
フランスで軍を廃止しようと緑の党が声を挙げた時に真っ先に反対したのは、フランス共産党です。
国が変われば同じ共産党でもこんなに違うのかと驚きました。
言う間でも無く日本の共産党は理想の中に閉じこもった夢想家で、フランスは超現実主義と言う事です。
これはフランスと日本の国民性の違いとも言えると思います。

憲法9条が戦後の日本を守ったと信じたい人達が存在する様ですが、実際には世界最強の米軍が駐留しているから守られて来たと言って良いでしょう。
それも米軍の核の下で。

私は自国は自国民で守るのが基本だと思います。
その上で同盟国との協調が必要だと思っています。

残念ながら現時点の世界情勢を見れば戦争を回避するのも軍事力だと思います。

タブロウさんの仰る日本人が変わったのでは無く、私は日本人が真実を知ったのだと思います。
平和憲法を守って軍を廃止し平和平和と連呼しても、実際には国を守れない事に気が付き始めたのだと思います。

私も含めて愛する子息を戦争に送りたくなければ、しっかりとした抑止力の構築は欠かせないでしょう。

備えあれば憂いなしだと思います。

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