てのひら彫刻

 25, 2011 19:28
今週末はセガレ達の参観日だったので、画はお休みです。
湯浴みこけし-1

突然ですが、こけしの話です。
こけしといっても日本人なら誰もが知っている、あのこけしではない。

昭和30年代、日本の伝統こけしは突然変異する。
球形の頭に円筒形の胴体からなる、オーソドックスなフォルムから解き放たれ、
形、テーマ、色彩は一気にAvant-Gardeへと突っ走った。
素朴、素人、農閑期の「やっつけ仕事」、しかし、だからこそ奇想天外な
「アート」を感じるその世界に魅せられ、
私はこんなものも蒐集していた時期がある。
・・・・
私の心を最初に鷲づかみにしたのはこの湯を浴びる女性。
匂い立つ色香、肉体を構成するパーツはたったの4つ。
極限まで単純化されたフォルムはピカソよりシンプルでありながら
(ムーアと比較するべきか・・)
しかも万人に理解できる。ニッポン万歳!
別アングルからのポーズもご覧あれ。

湯浴みこけし-2

結婚前、数え切れないほど集めたこの手のおみやげこけし。
当時も今も、ほとんど捨て去られる彼らを救うべく、集めたあの頃。
ご迷惑でなければ、これからときどき、紹介します。
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Tag:こけし

COMMENT 2

Sun
2011.06.26
11:30

タブロウ #3h4yWL0g

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無名の内職職人たちの仕事

hananoiroさん、おはようございます。

こういうのがたくさんあるんですけれども、
もちろん作者はわからない、というか、もともと「おみやげ」目的の無名性のものですし
デザインや意匠などすばらしいのに、残そうとはしていない。
内職職人たちの最初の「工夫」はあったはずですが、制作時はただただ流れ作業、
偶然性も加わった「やっつけ仕事」なんですね。
今だったらきっとどこかの雑誌や文化人が取りあげると思うんですが
こんなものは文献にも残るはずもなく、忘れ去られてしまうんですね。
そのあたりの潔さもまた私の物好きな琴線を刺激します。

ちなみに、以前、この手のこけしたちを突発的にとりあげた本が作られた時、
私も微力ながら協力したことがあります。
やはり、というか、ブームは起きませんでしたけれども。。

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Sun
2011.06.26
09:38

hananoiro #-

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おはようございます!
こけしって女の子(子ども)の顔をしているイメージがあるのですが、
こんな色っぽい(少しなまめかしい??)こけしがあるのですね~
後ろのガラスがマッチしてますね^^
他もぜひ見てみたいです☆

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